探鳥会観察リスト



     定例探鳥会/曽根海岸(小倉南区) 201793日(日) 

時間:9:0011:10/天気:晴

 

 シギ・チドリ類で曽根海岸が賑わい始める時期です。9月の定例探鳥会は皆さんが多数の鳥の出現

期待して参加の人が多くなります。ところが満潮が704分なので干潟は潮が引いて、海岸に到着する

頃には鳥は沖の方にシルエットで見えるだけです。途中、貫川の川底でキアシシギ、ソリハシシギ、

イソシギをじっくり観察し、コサギが群れていたり、いつもの処ではカワセミも見ることができて少し

安心しました。

 沖の方ではダイサギやウミネコに混じって、ダイシャクシギやミサゴをスコープで見ることができ

した。南新田の後背地ではこの時期少ないオオヨシキリ、セッカ、ホオアカを見ることができたのです

が、期待したタシギの姿を見ることをできなくて残念でした。今日は46種リストアップしたのに、

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種と少ない出現ですが、潮の加減なのか、環境の変化なのか、例年に比べて渡りが遅れているのか

分かりません。いつも曽根海岸で観察している人の記録で比較してみたいところです。

 

 

     一般探鳥会/中津干潟(中津市)【筑豊支部と合同】 201798日(金) 

時間:9:0013:40/天気:晴

 

 筑豊支部は初、北九州支部は久しぶりの開催となる中津干潟の秋の渡り探鳥会です。

 中津干潟の潮(満潮が9時55分で中潮)の関係から、最初は後背地にある水田から探鳥を始めまし

た。後背地の水田ではコチドリ、ヒバリシギ、ウズラシギ、タカブシギ、タシギ等、淡水系のシギ・

チドリ類満喫でき、皆さんとても満足されていた様子で、午前中はこの場所で終了という形になりま

した。

 午後からは潮が引き始めた干潟の方でダイゼン、ハマシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、チュウ

シャクシギ等、干潟のシギ・チドリ類を観察しました。ここでは、珍客のサルハマシギがお出ましにな

り、皆さん、満悦したところでした。

 それにしても、この日は天気が良く、絶好の秋のシギ・チドリ類19種の観察会となりました。担当

者としては『春とは一味違った探鳥になる事間違いないでしょう』と宣伝していただけに“ホッ”と

安堵したところです。参加者の皆さん、本当に良かったですね。そして、お疲れ様でした。

※ 観察種リストの中に、鳥合わせの時にあげていなかったハリオシギが入っているのは、帰宅後に

撮影写
真を整理していた時に気づいた為です。そこで、次にハリオシギと断定した理由をあげておき

ます。

@目先の過眼線が非常に細く、特に目元にかけて細くなっている 

A嘴が他のシギ類より短めに見える   

B頭の額部が角張って見える 

C尾羽根が初列風切からあまり突出していない

 以上、4写真で鮮明に判断出来た事からハリオシギと断定しました。また、この写真は報告写

真として、筑豊支部のサイト『くまたか』の探鳥会報告に載せておりますが、参加してくださった皆

様には現地で確認出来なかった事、深くお詫び申し上げます。

 

 

   一般探鳥会/ハチクマ渡り観察会(市内3ヶ所)918日(月)祝、24日(日) 

 918日は3か所共に視界が良好で、観察に支障がありませんでしたが、924日は3か所共に

雲が低く、視界がやや不良でした。

 ハチクマの1時間単位の確認羽数を3か所で比較してみると、高塔山のカウントは両日ともに他の

2
か所とまったく違っており、高塔山は他の2ヶ所と渡りルートが違うと考えられる。皿倉山と風師

山は、18日は似かよったカウントだが、24日は違ったカウントであることから、関連性は不明であ

る。ただ、18日の風師山で12時台に558羽カウントしているが、皿倉山は12時で観察を終了して

おり、12時台の記録がありません。このことから、来年度は3か所同一の観察時間が必要と考える。

 3か所の2日間合計で、2801羽を確認しており、多くのハチクマが北九州市を通過していること

が、確認できた。

 

 

     1回ハチクマ観察会/風師山(門司区) 2017918日(月) 

時間:9:0014:00/天気:曇

 

 今日は晴れで北寄りの風が程よく吹いて、ハチクマが風師山山頂付近を通過する条件が整っており、

期待が膨らみます。

 9時の集合時間になりましたが、すでにハチクマが飛び始めていますので、恒例の自己紹介や連絡

事項などを観察会の終了後に行うことにして、観察を始めました。

 9時〜11時頃までは、ハチクマを海峡側の遠方で110羽ほど観察しましたが、11時を過ぎた頃

から関門橋方向に姿を現し、山頂付近を通過するようになると、双眼鏡でも雌雄、若鳥を容易に識別

できるようになり、参加者からは歓声が度々上がることがありました。私は、400mmズームにフル

サイズカメラで撮影していましたが、画面いっぱいになることが数度ありました。

 12時台になると、山頂付近を通過する個体がほとんどいなくなり、代わって、杓子田方向に飛翔し

ているのが双眼鏡でやっと判るほどの遠方を580羽が飛翔して行きました。13時台になると、再び、

山頂付近を通過するようになり、再び
歓声が上がるようになりました。

 今日は、ハチクマ924羽を確認、他のタカ類も観察が出来、タカ類識別の勉強にもなり、皆さん満

足して帰路につきました。

 

 

     2回ハチクマ観察会/風師山(門司区) 2017924日(日) 

時間:9:0013:10/天気:曇のち晴

 

 気温19.5℃、風力1.1、西の風、雲は低い。到着時の気象である。

 集合の皆さんに挨拶と鳥の説明をしながら、タカ類の出現を待つことにした。940頃からハチクマ

が少しずつ見えてきた。出現方向は海峡側の観察地点よりずっと低い海の上がほとんどだ。

 タカの渡りの観察と言えば、ほとんどが観察地点より上空で首が痛いほど見上げることが多い。ここ

風師山では「まさに眼下にハチクマが飛ぶ、しかも関門海峡を背景の光景は特にロマンがある」

この時期にしか見ることがない光景である。風の関係からか、この光景は10時過ぎには終わり、東側

の少し高い位置に出現し始めた。この日の観察は、9時〜10 69羽、10時〜11 6羽、11時〜

12
130羽、12時〜13時 6羽、合計211羽となりました。飛び去り方向はほとんど西側で、皿

倉山や足立山の方向のようだ。9時台の観察では下関側で見られた集団は、そのまま西側に消えた。尚

11時〜12時の間の記録には、東側に現れた「タカ柱」5060羽くらいが含まれています。観察は

13
10分に終了しました。

その他のタカ類の観察は、ハイタカ3羽、チゴハヤブサ3羽でした。

 

     第2回ハチクマ観察会/高塔山(若松区) 2017924日(日) 

時間:9:0012:00/天気:曇のち晴

 

 朝からどんよりとかすみがかかり、関門海峡はもちろん、皿倉山も響灘もかすんでよく見えません。

今日のハチクマは昼からだと勝手に想像し、参加者を待ちました。初参加者と会員外も含め16名にな

りました。

 10時過ぎてハチクマが出始め、高塔山の真上や響灘埋立地上空、さらには足立山から皿倉山方面ま

で、参加者のみなさんは上空を見上げたり、はるか遠くを見たり、タカ柱に感嘆の声をあげていました。

 12時に鳥合わせを行い、一旦解散としましたが、12時過ぎからまたド〜ンと出現し、お弁当を食

べていた人たちがあわてる一幕もありました。調査では15時までに817羽をカウントしました。

 ハチクマやサシバのタカ類が多数渡っていくシーンを見ることができるのは、日本の自然がまだ豊か

といえるのでしょうが、心配なこともあります。繁殖に適した里山や森の減少、気候変動による渡りへ

の影響、越冬地や中継地での密猟、タカ類が渡るコースに立ちふさがる風力発電などです。タカ類の渡

りを楽しむだけではなく、生息地の保護も併せて考えていかなければなりません。これからもハチクマ

の“カッコいい”渡りを見るために・・です。

 

 


       











    

  

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